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OSA-2008-9
 
 
1 サマリ
 
 
対象システム
ARMA2.1,ARMA2.2
パッケージ
libvorbis
概要
音声ファイルを介した任意のコード実行の可能性
危険度
1
 
 
 
2 詳細
 
 オーディオコーデックの Vorbis にセキュリティ脆弱性が指摘されています。これは悪意をもって細工された Vorbis ファイルを再生した場合に、任意のコードを実行させられてしまう可能性がある、という問題です。
 この問題についての詳細については以下の情報を参照して下さい。
 
「CVE-2007-3106」- Common Vulnerabilities and Exposures
 
「CVE-2007-4029」- Common Vulnerabilities and Exposures
 
「CVE-2007-4066」- Common Vulnerabilities and Exposures
 
 
 アップデート後の libvorbis 関連ファイルのバージョンは ARMA2.2 では 1.1.0-2o1 に、ARMA2.1 では 1.1.0-2o101 に上がります。
 
 
3 対処方法
 
 root になり以下のようにアップデートをおこなってください。
 
ARMA2.2の場合
 
# apt-get update
# apt-get install libvorbis0a libvorbisenc2 libvorbisfile3
 
 
ARAM2.1 の場合
 
# apt-get update
# apt-get install libvorbis0 libvorbisenc2 libvorbisfile3
 
xmms-ogl をインストールされている場合は xmms-ogl もアップデートおこなってください。

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