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UPD-2003-24
 
 
1 サマリ
 
 
対象システム
ARMA2.0,ARMA2.1,ARMA2.2
パッケージ
kernel-2.4.21/22
概要
バージョンアップ
 
 
 
2 詳細
 
 ARMA 用 Linux カーネル 2.4.22 をリリースします。
 Linux 2.4.21 から 2.4.22 へはバグ修正が主な変更点となります。この他以下の機能を追加しました。
 
ソフトウェアサスペンド
これは APM BIOS のような外部機能でなく Linux 単体でサスペンドをおこなう機能です。Linux のドライバモデルのミスマッチ等の問題から常に安定的に動作するものではありません。中断・復帰が早くなる機能ととらえていただいたほうがよいでしょう。
今のところ積極的に使用する機能ではありませんが APM BIOS が機能しないノートブック等、やむを得ない場合はこの機能で代替することができます。
詳しくは以下の Web ページをご参照ください。
 
クラッシュダンプ
これは SGI によって開発されたものでカーネルのクラッシュ時にダンプを取る機能です。詳しくは以下の Web ページをご参照ください。
 
IDE ドライバなし版カーネル
kernel-2.4.22-bootfd パッケージ中に /boot/vmlinuz-2.4.22-woide というパス名でカーネル本体が追加されています。これはどのような設定をおこなっても IDE ドライバの動作を安定化できない、ごく一部のハードウェア専用のカーネルです。IDE ドライバがありませんと I/O パフォーマンスが極端に低下しますので通常の用途のものではありません。
 
 
 今回 2.4.22-1 とともに 2.4.21-10 もリリースいたしましたが、こちらは kernel-2.4.21/22-doc の間のパス名を調整するのみの変更です。2.4.21 には機能追加はございませんので必要な方のみインストールしてください。
 現在の ARMA のカーネルとしましては機能を多数追加した 2.4.22 を開発版、2.4.21 を安定版とお考えください。新機能の動作につきましてはインストールサポートの対象外とさせていただきます。こちらの動作報告・リクエスト等につきましては ARMA Net BBS 等をご利用ください。
 
 
3 対処方法
 
 root になり以下のようにインストールをおこないます。
 
 
# apt-get install kernel-2.4.22  (SMP 版の場合は kernel-2.4.22-smp)
 
 
 再起動後に新しいカーネルが有効になります。
 また一例としてソフトウェアサスペンドをお使いになる場合の簡単な導入手順を示しますので参考にしてください。
 
(1)
kernel-2.4.22 に加えて kernel-2.4.22-doc もインストールします
 
(2)
/boot/grub/menu.lstを編集し(または ogl-admin で設定し)カーネルのブートオプションに resume=<スワップデバイス> を加えます。
 
(3)
再起動します
 
(4)
起動後に root になり以下のコマンドを実行します
 
# /usr/share/doc/kernel-2.4.22-doc/swsusp/suspend.sh -install
 
 
 
 以降では以下のコマンドによってサスペンドします。
 
 
# /usr/local/sbin/hibernate
 
 
 復帰時はブートローダより起動します。(resume オプションが正しくついていることが必要です。)

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